The To Be LABO NEWS


【トビラボ アカデミック・ビュー】 Vol.4

 

《デザイン態度とディシジョン態度》

 

近年、デザイン思考が流行しています。みなさんの中にも「デザイン思考研修」を受けた方もいるでしょう。でも、デザイン思考のツールを活用する研修を受けても、そう簡単に創造的な問題解決ができるわけではありません。その理由の一つは、問題に対して、デザイン態度で取り組めていないからです。では、デザイン態度とは何でしょうか。

 

デザイン態度は、2004年にBolandとCollopy が提唱した概念です。彼らは、新しい大学棟の建設プロジェクトにおいて、建築士(デザイナー)の問題解決のアプローチが、ビジネスパーソンとは違うことに気づき、それを概念化しました。デザイナーのアプローチをデザイン態度、ビジネスパーソンのアプローチをディシジョン態度とし、対比的に描いています。

 

その違いは表を見てください。何らかの問題が発生すると、ディシジョン態度では、問題の原因を究明しようとします。しかし、デザイン態度では、それだけではなく、問題の再形成をしようとします。例えば、音がうるさいという事象が起きたとしましょう。ディシジョン態度では、音の発生源を突き止め、「どうすれば消音できるか」という問題を設定して、解決策を考えるでしょう、しかし、デザイン態度では、「どうすれば不快にならないか」という問題に置き換えて、心地よい音にする解決策を考えるかもしれません。また、解決策がいくつかに絞られた場合、ディシジョン態度では、それらの長所と短所を分析したうえで、最適な解決策を選択します。しかし、デザイン態度では、複数の解決策の長所を併せ持った第三の解決策を考えようとします。このように、デザイン態度とディシジョン態度は異なるアプローチであり、創造的な問題解決には、デザイン態度の方が力を発揮するでしょう。

 

トビラボでは、デザイン態度を高めるプログラムを開発しました。特に、デザイン態度では必須であるユーザーへの共感ができるようになるためのプログラムになっています。もちろん、シアトリカル・アプローチを応用しています。シアトリカル・アプローチは、創造性を育むこともできるのです。


2020年12月11日、日本電気株式会社(NEC)さまにて

オンラインVer 他人の靴を履く(他者視点獲得プログラム)」研修を実施しました。

2020年12月11日

オンラインにて日本電気株式会社さまのSEのみなさまを対象とした、 

「他人の靴を履く=他者視点獲得プログラム」研修を実施しました。

 

ビジネスにおける他者視点を獲得する事の有用性、

その方法とマインド PTM について

具体的、実践的なワークに取り組みながら体感していただきました。

 

今回は 昨今の状況に鑑みオンラインでの実施とさせていただきました。

モニターを挟んでの1日研修。長丁場にも関わらず、熱意ある取り組み。

ご参加いただいた皆さま。日本電気株式会社さまありがとうございました!


2020年4月より

 

「エグゼクティブのためのプライベートスピーチレッスン」

のオンラインリモート研修Verが始まりました。

これまでお時間や会場のご都合が難しかった皆様へ、

トビラボのメソッドがぐっと身近になりました。

お気軽にお問い合わせください。


2019年8月29

 

「トビラボ アカデミック・ビュー」Vol.03

第三回目は《視点移入と視点共存》

視点獲得の2つの形態、距離感のお話です。

名作映画で解説します。


2019年8月8日、株式会社キタックさまにて、          「プレゼンテーション」研修を実施いたしました。

2019年8月8日、新潟県の株式会社キタックさまにて、30代〜50代の社員の方々にご参加いただき「プレゼンテーション」研修を実施いたしました。

 

屋外は30度を超える猛暑。その暑さに呼応するように、この日行われた「プレゼンテーション」研修も、熱気あふれるものとなりました。

「頭で理解する=講義」と「身体で理解する=ワーク」を交互に行い、受講者の方々には、1日みっちり「プレゼンテーション」に取り組んでいただきました。

 

演劇のスキルや思考法を用いてのプログラムに、積極的にご参加いただいた受講者の皆さま、そして株式会社キタックさま、ほんとうにありがとうございました。


2019年7月27日

 

「トビラボ アカデミック・ビュー」Vol.02

第二回目は、「視点取得」の二つの形態について

学術的な見地で解説します。


2019年7月26日、日本電気株式会社(NEC)さまにて

「プレゼンテーション」研修を開催しました。

2019年7月27日

日本電気株式会社さまにて、 

フレッシュマンの皆さんを対象とした「プレゼンテーション研修」を実施しました。

 

私たちの緊張とは何か、緊張とどのように付き合うのか。

価値あるプレゼンテーションとは何か。

そのためには何が必要か、身体は?心は?

様々なトピックから実践的に体験していただきました。

 

ようやく訪れた夏、日差しに負けない、熱量のある取り組み。

ご参加いただいた皆さま。日本電気株式会社さまありがとうございました。


2019年7月19日、日本電気株式会社(NEC)さまにて     「会議はツライよ」研修を実施しました。

2019年7月19日

日本電気株式会社さまにて、

3月にご受講いただいた「他人の靴を履いてみる」研修のステップアップ研修として、「会議はツライよ」研修を実施させていただきました。

 

俳優と、そしてご参加の方々数名により上演された「ある会社の決まらない定例会議」。この会議を前に進めて「決められる会議」にするために、いったい何ができるのか。誰に、どのようにアプローチしていけばいいのか。 問題点は、どこにあるのか。「他人の靴を履いてみる」研修で学んでいただいた「視点の転換」を行いながら、解決策を考えていただきました。

 

深い、鋭い洞察をしてくださったご参加の皆さま、そして、日本電気株式会社さま、ありがとうございました。

 


2019年7月11日

弊社顧問、黒岩健一郎教授がトビラボの独自メソッドを学術的視点から

わかりやすく解説する、

「トビラボ アカデミック・ビュー」連載スタート!

第一回目は、「視点取得」とは何かを紐解きます。


2019年5月25日、東京渋谷にて

「アレクサンダーテクニーク」プレミアムワークショップを開催しました

2019年5月25日

英国から、アレクサンダーテクニーク教師のライセンスを持ち、女優としても活躍されている、Noriko Sakuraさんにお越しいただき、公開ワークショップを開催いたしました。

 

日本ではまだ馴染みの浅いアレクサンダーテクニークですが、

欧米では、教育現場で、病院で、企業研修でと、様々なジャンルで活用されています。

 

また英国の俳優教育においては、基礎確立のために最も重要な技術と考えられており、王立演劇アカデミー(Royal Academy of Dramatic Art)では、必修となっています。

私も同アカデミーで学んでいましたが、集中してかなりの頻度で(はじめのうちは毎日)レッスンを受講していました。

 

受講いただいた方々から、アレクサンダーテクニークの体験を更に重ねたいとのご感想をいただいています。

今回のような入門プログラムに加え、体験と学びを発展させていくプログラムも、今後ご提供できたらと考えています。

 

ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました! (広瀬)


来たる2019年5月25日、

「ビジネスを支えるカラダ」をテーマにワークショップを行います

 

トビラボのメインテーマ「他者視点の獲得」に切っても切り離せない身体性。

これは視点獲得のみに有用なわけではありません。

ビジネスの全てのパフォーマンスの根源的な土台です。

より自在な自分を再獲得する「アレクサンダーテクニーク」

今回、このメソッドをご体験いただくためにイギリスから特別講師を招きました。

トビラボだから実現したこのワークショップ。ぜひご参加ください。



2019年3月12日

有名アパレルメーカーにて新入社員の方を対象とした

「コミュニケーション研修」

を実施しました。

2019年3月12日

花の名を冠した女性向けアパレルメーカーにて、

新入社員の方々を対象としたコミュニケーション研修を実施しました。

 

これから社会人として活躍する参加者の皆さんは晴れやかで眩しく、エネルギーに満ちていました。

 

演劇的視点を通してコミュニケーションの楽しさ、難しさを共有しながら、人と人とをつなぐコミュニケーション、その豊かさに気づいていただくプログラム。あっという間の時間でした。

ご参加いただいたみなさま、アパレルメーカーさまありがとうございました。


2019年2月12日

ダイヤモンド社にて、

「部下指導研修〜引き出すためのアプローチ〜」

を実施しました。

2019年2月12日

ダイヤモンド社にて、

かねてよりご相談ご要望を頂いていた部下指導研修を実施しました。

演劇的視点から部下指導を紐解くと何が見えてくるのでしょうか。

伝わるコミュニケーションには何が必要なのか。

伝わらないその時、何が障壁となりギャップを生んでいるのか。

部下の行動変容を引き出すにはどのようにしたら良いのか。

演劇の代表的なシステムから3つのキーワードを用いてアプローチしました。

 

様々な企業、役職の方々にご参加いただきました。

3時間のショートプログラムでしたが、なんとご参加いただいた全員の方から、新しく、わかりやすい、有益な研修だったとご評価いただきました。

 

ダイヤモンド社さま、そして、ご参加いただきました皆様。ありがとうございました。


2019年2月9日東京中小企業投資育成さまにて、         「経営者、幹部社員のためのプレゼンテーション研修」を実施しました

2019年2月9日

 

東京中小企業投資育成株式会社さまにて、

「経営者、幹部社員のためのプレゼンテーション研修」を実施しました。

「実務に直結する」「関連の研修にもぜひ参加したい」「営業、新入社員から中堅クラスまで幅広く勧めたい」と経営者の方々から嬉しい評価を いただきました。

 

寒いなか、埼玉、そして新潟からお時間をかけてお越しいただき、

本当にありがとうございました!


2018年12月5日

日経産業新聞にて、

弊社CEO広瀬の東京女子大学での授業が取り上げられました。

ビジネス教育への演劇的アプローチについて掲載されています。


2018年11月28日

目白大学メディア学科にてワークショップを実施しました。

2018年11月28日

新宿の閑静な住宅街の坂の上。杜のキャンパス。

 

「Have a fan ! 演劇的視点を手に入れよう!」

と題してワークショップを実施しました。

メディアを学ぶ牛山ゼミの皆さんに私たちの日常とつながる演劇的視点を再認識、体感していただきました。

 

熱量の高い取り組みの中で演劇的視点の有用さを共有しました。

一部ですが頂いたご感想をご紹介します。 

「今回のワークショップを通し、視点を変えて広く世界を見ること、周りが自分を形成し、自分が周りを形成することを学びました」

 

「自分がこれからどうやって相手に物事を伝えるべきなのか手段が増えたような気がします」

 

「周りの人の働きかけによって、自分がどういう立ち回りで、どういう役割を果たしているのか、果たすべきなのか、考えることの重要性を改めて学びました」

 

皆さんの個性が際立った約3時間のワークショップ。

ご参加いただいた皆さん。牛山先生ありがとうございました。


2018年9月11日

東京中小企業投資育成株式会社にて

「経営者のためのプレゼンテーション研修」を実施しました。

2018年9月11日

前日までの夏日とは打って変わって、

急に秋らしくなった9月11日。

 

かねてより、東京中小企業投資育成株式会社さまからリクエストをいただいていた「経営者のためのプレゼンテーション研修」を実施いたしました。

 

現経営者の方々、 そして次世代経営者の方々にお集まりいただき、和やかにスタートした半日研修。

講義のあと、事前課題としてご用意いただいたプレゼンテーションの実践に移ると、会場はピリピリとした緊張感に包まれました。

 

今回も、新潟、群馬、栃木、埼玉、千葉から、様々な業種の方々にご参加いただきました。

終了後には、今後関連の研修やセミナー、個人レッスンをぜひ受講したいという声が寄せられ、みなさまニコニコ満遍の笑みで会場をあとにされました。

 

ご受講いただいたみなさま、そして東京中小企業投資育成株式会社さま、ありがとうございました。

 


2018年7月24日

東京中小企業投資育成株式会社にて

「他人の靴を履いてみる」1日研修を実施しました。

2018年7月24日

ここ数日の猛暑を縫うような曇り空。

とはいえ、やはり酷暑の渋谷。

 

東京中小企業投資育成株式会社さまからご依頼いただき、PTM入門編「他人の靴を履いてみる。」1日研修を実施いたしました。

午前10時から17時までという長丁場にも関わらず、新潟、群馬、千葉、埼玉と遠路よりたくさんの方々にご参加いただきました。

 

業種も製造業や流通業と様々。職種も経営者、技術職、営業職などエグゼクティブから若手社員と実に多様な方々。もちろん抱えていらっしゃる課題も様々ですが、PTMがそれぞれの課題に対して新しい視点を与えたと、ご評価をいただきました。

 

ご参加いただいた皆さま、ならびに東京中小企業投資育成株式会社さま、ありがとうございました。


2018年6月15日

青山学院大学ビジネススクールAlumni「朝活セミナー」に登壇

2018年6月15日 

「演劇でビジネスを学ぶ⁈

他者の視点でケースを読み、ビジネスに活かすその手法とは?」と題し、学院大学ビジネススクールの現役生・卒業生による朝活セミナーにToBeLABO 広瀬が講師として登壇しました。

 

参加者は第一線で働くビジネスパーソン。朝7時からというプログラムにもかかわらず熱量の高い講演となりました。

 

早朝ということもあり、講演は身体と頭を整える演劇的なワークからスタートしました。このワークは緊張の中で本番に向かうことの多い俳優がニュートラルに舞台に取り組むためのもの。演劇とビジネスの親和性について、まずは体験していただきました。

 

前半は、文化庁の在外研修員として演技を学んだ Royal Academy での経験を交えながら、英国では、ビジネス教育や企業研修の場で、演劇が積極的に取り入れられていることをご紹介しました。

 

そして後半は、演劇におけるキャリアがMBAでの学びにどう生きたのか、「演劇×ビジネス」というコンセプトから生まれたコンテンツ「他人の靴を履いてみる。」についてそして、 そのベースとなるPerspective Taking Method (PTM) についてお話しをしました。

 

PTM を用いてビジネス上の課題を思考する手法に興味を持っていただき、講演後には多くの熱心な質問が寄せられました。


2018年4月24日

「PR Table」にトビラボのセミナーについてのレポート記事が掲載されました。

 

春の輪郭が少しずつ見えてきた3月、

様々な業種の広報担当の皆さまを対象に「他人の靴を履いてみる」研修を実施しました。

 PTMプログラムのトライアルという形でしたが、2週2回にわたって参加された皆さんの、重心の前に乗った取り組みのおかげで盛り上がりのうちに終えることができました。

私たちトビラボのいわばスタート地点です。

詳しいレポートをPR Table様に取材していただきました。

 

俳優の役作りメソッドから学ぶ、「他者の視点」に立つ方法

ー「他人の靴を履いてみる」特別セミナーレポート

 

 http://blog.pr-table.com/report_btob_shoes/

 

PR Table様ありがとうございます。